DINGS’は、高性能と耐久性をコンパクトなサイズで求める装置設計者向けに、新たな選択肢を提供するステッピングボールねじリニアアクチュエータのユニークなラインアップを展開しています。これらの製品は、ステッピングモータの回転運動をボールねじ駆動によるリニアモーションに変換し、高精度を実現します。
これらのリニアアクチュエータは、正確な位置決め、高速動作、長寿命が求められるアプリケーションに最適です。代表的な用途には、X-Yテーブル、機械ステージ、モバイルデバイス製造、半導体装置、ディスプレイ産業、その他多くの用途が含まれます。
より高い効率、精度、長寿命を必要とするアプリケーション向けに、DINGS’は異なるグレードのボールねじを採用したリニアアクチュエータをリーズナブルな価格で提供しています。
C7ロールドボールねじが標準仕様で、C5およびC3グラインディングボールねじも選択可能です。
ボールねじナットの伝達効率は90〜96%で、従来の台形ねじプラスチックナットの26〜70%と比較して、同じ負荷条件下で駆動力をより少なく抑えることができます。
また、ボールねじナットは転がり摩擦を採用しており、台形ねじプラスチックナットの滑り摩擦に比べて発熱が大幅に低いため、一般的にボールねじは高速伝達タスクに適しています。
転がり摩擦の表面損傷は滑り摩擦よりも少なく、清潔な環境と適切な潤滑の条件下では、ボールねじの寿命は台形ねじよりもはるかに長くなります。
DINGS'のステッピングボールねじリニアアクチュエータは、NEMA6からNEMA23サイズの外部タイプに対応しており、0.005mm/ステップから0.1mm/ステップまでの様々な分解能を提供しています。
外部タイプのステッピングボールねじリニアアクチュエータが標準仕様で、さらに28mmおよび42mmステッピングモータ向けの高精度ガイド付きリニアアクチュエータ「DLGシリーズ」も提供しています。
また、DINGS'はステッピングモータとボールねじを一体化した特別設計のメカニズムを採用した「DLGシリーズ」も提供しています。
ガイド付きのDLGシリーズは、カップリングなどの機械部品を削減できるため、装置の小型化および高精度な位置決め設計を可能にします。
ガイドなしの「DRSシリーズ」もご用意しています。